８號花生米

うむ、かれこれあれは10年近く前のことだろうか…。代々木にあるスタジオでバンド練習中に、おやつを買いにコンビニへいったと思いねぇ。スタジオが入っているビルの１階には立ち食いそば屋さんがあるのだが、ふとその店内に目をやると… !?　なんとぉ、日本の “King of Rock” こと 忌野清志郎がそばをすすっている ではないかっ！「なんでこんなところに清志郎が !?」という驚きとほぼ同時に、バンドのデモテープとノートを手にしてそば屋さんに乗り込み、「お食事中すみません、ファンです！これ聴いてください！ それとサインしてください !!」と清志郎大明神様に、我を忘れて反射的に詰め寄る nobu-c がいましたとさ… (汗)。

nobu-c 的には、目撃してサインをお願いしたいほど興奮したのは、後にも先にも清志郎だけ だけど、自分の大好きな人を見かけたら、「あちょ～～～っ！」っと、思わず舞い上がってしまうのは、ファンなら仕方のないこと… なのかなーと、わが身を振り返りつつ思いまして御座候ぅ。

ただ最近、ちょこっと気になってしまうのは、ドラマの撮影現場にエキストラとして参加してくれている人たちの中に、「大好きな人に会えた！」といううれしさが先に立ち、自身をロストしてしまう感じの人がいる こと。というのも、掲示板に「 ○○クンはちょー優しかった。でも、スタッフが怖かった… 」という書き込みに目が留まりましてぇ、それはちょっと違うのではなかろうか… と。だって、nobu-c が知っているチーム ROOKIES スタッフは、みんな楽しくてナイスな人ばかり！ そんなナイスなチームだからこそ、ROOKIES という作品が放送を観てくれているみなさんに愛されているのだと思います。

そんなナイスなスタッフがなぜ怒るかというと、それは、ROOKIES という作品を作り上げるために一生懸命で、その仕事に支障をきたす事柄に関しては、プライドをかけてダメと言うし怒りもする ということ。

エキストラとして参加いただいている人たちは、無償で協力していただいているので、それはものすごくありがたいこと！ エキストラのみなさんがいないと撮影が成立しないシーンでは、皆さんの協力あってこそなのですが、スタッフの指示に従ってくれないと、撮影の進行に支障が出てしまう のです。ましてや、撮影がスムーズに進行しないということは、みなさんが応援しているニコガクナインや ROOKIES の放送にも影響があるということ…。

もちろん、エキストラとして参加していただいているみなさん全員ではないけど、ちょっと我を忘れがちの興奮症 (？) な方 は、アップする気持ちをなだめて深呼吸をしつつ、「ワタシ (ボク) は ROOKIES という大好きなドラマに協力＆貢献しているんだ！」という “ラブ＆ピース” な意識を持って、撮影に臨んでいただけると有り難き幸せなりぃ。そそ、現場で見かけた出演者の笑顔や迫真の演技など、思い出として自分の胸のうちに持ち帰ることは自由ですので、たくさんお持ち帰りくださいませませ。

なーんて、ちょこっと nobu-c が気になっていたお話 はさておきまして、さてさて週の半ばの現場レポートであります。毎回のように書いてしまうのですけど、ホント、ニコガクナインはいつもワイワイと仲がよろしゅうございます。

その中でも現場のムードメーカーとして周りに笑いを振りまいているのが、ニコガクナイン最年長にて笑いのリーダーシップを執る健太クン。ま、今までも写真で紹介しているけど、健太クンはいろいろな笑いのネタを持っていまして、ある日の撮影現場では、シロタンが MC を務めて形態模写コントをニコガクナインに披露！

「みなさま、今日は大阪から桐谷健太さんにお越しいただきましたー」というシロタンの呼び込み MC から始まった、ROOKIES 撮影現場お笑いミニライブ。

「今日は “ゴキブリに殺虫剤をかけたら” というのをやらせていただきますぅ」と健太クンがグラウンドに仰向けになり、ゴキブリがひっくり返っている様子を再現。と、そこにシロタンが「シュー」っと殺虫剤を吹きかけるマネをすると、足をバタバタさせてゴキブリが苦しんでいるぞ。と、その数秒後、バタつかせていた足がキュッと縮んで動かなくなりました。どうやらゴキブリは死んだみたい… (笑)。

「どうもありがとうございましたー！」と、健太クンがスクッと起き上がりあいさつをすると、ライブ会場となったニコガクベンチは拍手大喝采 !?

そんなこんなで、いつも楽しい ROOKIES の撮影現場から、今回は健太クンの芸人魂を垣間見たお話ぃ…… てか、健太クンは芸人ぢゃあーりませんからっ！ ROOKIES ファンのみなさま、勘違いなさらないようにぃ～ (笑)。