原作は知っていましたか?

知ってはいましたけど、読んだことはありませんでした。それで、このお仕事のオファーをいただいたときに、どんな作品なのかを確認するために、軽く目を通したという感じです。原作を全部読んでしまうと、そのイメージが固まってしまうと思ったので、あえて全巻は読まないようにしました。そこで、実際に現場に入って演じてみてから、読んでみようと考えています。

現場に入ってみていかがですか?

会見では「アドレナリンが出る作品」という話をしたんですけど、こういった男くさい作品に関わるのが久し振りだし、高校生を演じるのも久しぶりなので、なにか懐かしい感じもしています (笑)。スポーツモノということでも、久し振りですね。

ROOKIES という作品のポイントというと?

熱い男たちのドラマというのがありますけど、僕は物語の導入部に惹かれました。登場人物が熱い思い、エネルギーを消化できていない、力を持て余しているという状況で、不良という道に入ってしまうのだけど、そこから一つの目標を見つけるといったストーリーがいい。みんなで集まって、一つのボールを追いかける…そういう流れがいいのかなと思います。

小出クンの高校生の頃って?

僕は男子校だったんですけど、3年間ずっとバスケットボールをやってました。いわゆる体育会系の場所に自分がいたので、スポーツをやる厳しさや男っぽい雰囲気というのは、ずっと味わっていましたね。
毎日、部活の朝練に始まって、授業を受けて放課後になったらまた部活という生活だったので、ホント、朝から晩までバスケ漬けでした。なので、遊ぶ時間はなかったです。自宅へ帰ったら、疲れて眠るだけでしたね。
そんな毎日だったので野球の経験はありませんでしたが、撮影の合間にみんなとキャッチボールなど練習していて、それが段々と楽しくなってます。でも、野球って難しいですね。

今回演じる御子柴ってどんなキャラクター?

僕の中では、まだ探っているところなんですけど、野球部の中で唯一、不良ではない男で、野球部がなくなりかけたときに高校を辞めようと思ったほどなので、野球のことが大好きな人物でしょうね。そんなときに川藤という男に出会ったことで、また野球に対する自分の想いを呼び覚ますという感じ。ほかのメンバーに対して、野球部へ戻ってこいよという働きかけもするので、芯の強さというか根っこの部分ではブレのない、想いの強さは持っているはずです。

御子柴を演じる上で注意しているポイントは?

それが難しいんですよね。安仁屋や若菜たちみんなのノリに、入れるときと入れないときがあったりするので、それによって御子柴はどんな言い方をしなければいけないのか…とかすごく考えます。物語の序盤は、みんなと違う想いのところにいたけど、野球が始まってしまえば、みんなと同じ想いのところにはいると思うんですけどね。

このドラマの見どころは?

このドラマってある種、ドキュメンタリーなところもあると思うんです。出演者のみんなで野球の練習したり、一致団結していい作品にしようとしている気持ちがあって、それらの要素によって作品が生まれるというところがそう。それと、男同士でじゃれあっている空気感とか、演技じゃないところで出てくるので、僕らが一緒にいる実際の雰囲気が、テレビ画面に映るとリアリティーがあるし、生きた作品になると思うので、そういったところを観ていただきたいです。

最後に視聴者の方へのメッセージを

これから野球部は団結していきますが、周りからするとまだ煙たがられている存在なので、問題は尽きません。そんな状況から、周りの人たちに徐々に認められていく様子を、ぜひ見守ってください。

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