「ROOKIES」の原作は知っていましたか?

はい、高校生の頃にリアルタイムで読んでいました。僕は森田先生の「ろくでなしブルース」を読んでいて、その流れで読み始めたんです。ただの不良マンガではなくて、川藤先生という人間に出会った不良たちが、野球を通して仲間との友情や夢を追う大切さを知るというか、すごく前向きになれる作品だと思いながら読んでました。
ROOKIESは、前々から演じてみたかった作品だったんです。でも、僕も年齢を重ねていく中で、そろそろ高校生役はキビシイかな…とか思っていたときに、このドラマに出演するチャンスをいただきました。マネージャーにこの仕事のことを聞かされて、若菜役だって聞いたときは上がりましたね (笑)。
映画の「クローズ ZERO」もそうなんですけど、原作は僕のバイブルみたいなものだったので、作品に関わることができてすごくうれしいです。

そんな蒼甫クンの高校時代って?

あまり同世代とは絡んでいなくて、年上の先輩たちとばかり遊んでいましたね。

今回演じている若菜ってどんなキャラクターですか?

喜怒哀楽が激しくて、ニコガク野球部の中でもいちばん人間らしいキャラクターだと思います。原作を読んでいたときから、そう思っていました。なんていうのかな、いわゆる不良というのではなくて、ガキ大将がそのまま高校生になっちゃったみたいな男だと思います。思ったことはすぐ口にしちゃうし、悲しかったりうれしかったりしたら、それがストレートに出てしまうのが若菜かなと。

若菜を演じるときのポイントは?

あまりにもヤンキーっぽく見せるのではなくて、ガキ大将という部分を意識しながら演じたいと思っています。
 ROOKIES のキャラクターの中でも新庄と若菜は、すごく好きなキャラクターだったんですよ。もちろん ROOKIES のキャラクターはみんな好きなんですけど、中でもいちばん人間くさいのが新庄と若菜だと思うので、そういった部分を大切に演じたいですね。

野球はどれくらいやってたのですか?

小学校2年生から中学2年までですね。それから草野球チームでちょこちょこという感じです。それまでは軟式野球だったので、このドラマで初めて硬式ボールで野球をしました。始めは硬式ボールに怖いイメージがあったんですけど、実際にやってみるとぜんぜん大丈夫でしたね。むしろ硬式ボールのほうが、野球はしやすいです。
レギュラーポジションは、サードかショートでした。キャッチャーも少し経験があるんですけど、若菜のときのように、最初はバッターがバットを振るとボールが取れませんでしたね。でも、このドラマでは平気でしたよ。
この間、用賀第一役のみなさんと、試合をしたんですけど、やっぱり試合は面白いです。撮影の合間には、キャッチボールをしたりノックをしたり、ずっとボールを触っている感じなんですけど、このドラマを通してみんな野球が好きになってきていると思います。それに、上手くなってきていますし。もっともっと試合をやりたいですね。

ドラマのこれからの見どころは?

新庄が戻ってきて、いよいよニコガク野球部が全員揃ったので、これから彼らがどう成長していくか? という部分は見てほしいところですね。そのときに、自分の人生と照らし合わせて、「ああすればいいんじゃないか? こうしたほうがいい」という感じでいろいろと見えてくるところがあると思いますので、そういった見方もしていただけるとうれしいです。

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